25年前、あの丘の向こう側が見たくて俺たちはずっとずっと歩いて来た。
途中の分かれ道で俺たちははぐれたりした。
一人ぼっちになった夜
空を見上げたら導いてくれると思っていた月が
見えなくてとても悲しかった。
だけど、俺たちは歩き続ける事をやめなかった。
夢見る頃をとっくに過ぎても歩く事をやめられなかった。
それはなぜならばあの丘に立って、未来と同じ場所にある
あの丘の向こう側を見たかったからだ。
2015年8月2日
俺たちはあの丘に立った。
未来と同じ場所にあるあの丘が現在の場所になった。
そこで見た丘の向こう側には
みんながいた。
家族、兄弟、友達、応援してくれる仲間、
25年前から一緒に歩いて来た人、途中参加した人、
泣いてる人、笑ってる人、踊ってる人、拳をあげてる人。
FRIENDS & DREAMER
そう、俺たちが見たかった光景はこれだったんだ。
それはまさに夢のような光景だった。
今日、俺たちは夢から目覚めた。
また新しいあの丘を目指して歩き出す為に。
ゆっくり、少しずつかもしれないが
みんなと一緒に、また新しいあの丘を目指して
これからも共に歩いていこう。
そして
出会ってくれてありがとう。
SIDE-ONEより